パタゴニア日本支社

導入事例

Bulas
人事給与トータルアウトソーシングサービス
導入事例

パタゴニア日本支社

業界独特の給与体系に対応
作業が自動化・省力化され、
ミスのない人事給与業務が実現

「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」という企業理念のもと、メインビジネスであるアウトドア用品の製造・販売のみならず、さまざまな環境保護活動へ積極的に寄与してきたパタゴニア。
このたび同社では、米国本社が新たに人事システムを導入したことに合わせ、これと連携し人事給与業務を効率化できる仕組みを検討。BBSアウトソーシングサービス(以下、BOS)の人事給与トータルアウトソーシングサービス「Bulas」を採用しました。これにより、人事給与業務が自動化・省力化され、抜け漏れなどのミスも消滅。担当者の残業時間も削減されました。

■会社プロフィール パタゴニア日本支社
設立 1988年
資本金 48億7,821万円
従業員数 約730名
事業内容 アウトドア用品の製造・販売
https://www.patagonia.jp/

米国本社の人事システム導入に合わせ
人事給与業務を効率化するための仕組みを検討

アウトドア用品からスポーツ・ギア、食料品まで、幅広い商品をグローバルで展開するパタゴニア。そのルーツは、創業者のイヴォン・シュイナード氏が18 歳のとき、崖登りを行うための道具(ピトン)を自作したことにあるのは有名な話です。かねてより積極的に環境保護活動へ寄与してきた同社ですが、2018 年末に「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」という新たな企業理念を発表。衣料品の製作において地球に悪影響を与えないような素材を選んだり、地中約2 メートルまで根を張り、土壌を良化させる多年草の穀物を原料に使ったビールを製造したりと、さまざまな取り組みを推進しています。

同社が日本に支社を設立したのは1988 年のこと。現在、国内には22 の店舗があり、パートタイマーまで含め約730 名の従業員が勤務しています。かつて日本支社では人事管理のシステムを持っておらず、人事給与業務においても給与計算のアウトソース先から支払いデータを貰い、これを手作業で加工しているような状況でした。当時について同社 ヒューマンリソース アシスタントマネージャーの齋藤布実氏は「こうした作業には非常に手間がかかることに加え、抜け漏れなどのミスが発生することもあり、業務上の大きな課題となっていました」と振り返ります。

さて数年前に、米国本社では新たな人事システム「Workday」を導入しました。日本支社でも検討の結果、同様に「Workday」を導入することになったのですが、給与計算は日本の税法や実務に習熟している委託先と連携した方が良いという判断になりました。そこで同社では、「Workday」と連携が可能で、かつ人事給与業務を効率化できる仕組みを検討することになりました。

実績が豊富な点、業界独特の給与体系に
対応できる点を評価
どのような問題にも前向きに検討

パタゴニアは「Workday」から連携可能な複数のアウトソーサーの紹介を受けました。そこで同社はこれをもとに検討を進めたのですが、日本での給与計算業務にしっかり実績があること、ベンダーの「Workday」の導入実績も重視することにしました。同社 ヒューマンリソース 井上奈保子氏は「インターネットで候補を探したのですが、特に当社と似た規模での導入事例がないか調べ、その内容やコメントをチェック。候補を絞って資料を請求しました」と語ります。

そして同社は最終的にBOS の提供する人事給与アウトソーシングサービス「Bulas」を採用したわけですが、その理由について齋藤氏は、BOS の「Workday」連携の導入実績に加え、業界独特の給与体系に対応可能な点が大きかったといいます。
「流通業を中心に数多くの導入実績があり、当社と同規模の企業へ導入した事例も豊富でした。また、弊社は通年採用を行っており、常時、入社手続きが発生します。さらに、セール時期では多いときに月100人ほどヘルプスタッフがおり、エクセルで給与計算をしたのち個別に銀行振込を行うなど、とても手間がかかっていました。加えて書類のやりとりも数多く発生していたのですが、こうした点で融通を利かせながら省力化も行いたいと相談したところ、『何でもできます』とおっしゃっていただき、これなら高い知見からアドバイスやサポートを受けられそうと感じました」

同社は2018 年9月に「Bulas」の採用を決定、2019 年4月から本稼働を開始しました。その導入に際しては、BOS からさまざまなサポートがあったといいます。「『Workday』専用のサーバーを設置する必要がある上、米国向けの『Workday』と日本向けの『Bulas』を連携させるのはなかなか大変で、BOS に何度も相談しました。BOS はその都度、詳しく調べてくれ、「Workday」側とも調整し、最適な方法をご提案いただきました。どのような問題にも前向きに検討してくださり、非常に感謝しています」(齋藤氏)

人事給与業務の自動化と省力化を実現
抜け漏れなどのミスもなくなる

パタゴニアが「Bulas」を導入して取材時点(2019 年7月)で3 カ月がたちましたが、その効果はすでに表れているようです。井上氏は「作業が自動化されたことで、毎月の締めが劇的に早くなっています。たとえば、これまで手作業で1日かかって用意していたデータが、ボタンを押すだけで、ほぼそのまま使えるものが出力できるようになりました。また、時給の変更なども、以前は社内メールでその旨を受け、人事側で手作業で入力していたので、抜け漏れがあったり反映に時間がかかったりしていましたが、今では現場からシステムに入力すれば『Workday』を介して『Bulas』へ自動的に反映されるため、こうしたミスもなくなりました。担当者の残業時間も減っています」と語ります。

同社では、「Bulas」の使い勝手の良さも高く評価しています。齋藤氏は「データ抽出用ツールが非常に良くできていて、欲しいデータをすぐに取り出すことができるのがいいですね」と述べ、井上氏も「たとえば今後、社会保険のチェックなどの作業も発生することになると思いますが、問い合わせに対するBOS のレスポンスも早いので、特に心配はしていません」と語ります。

「Bulas」を使いこなし定着させていく
事例のないことにも前向きに検討

パタゴニアでは今後について、まず「Bulas」を使いこなして定着させることを目標に置いています。その上で、「Workday」側で解決できない問題を「Bulas」側で解決できないか検討していきたいとのことです。また、店舗では勤休管理に関して異なるシステムも利用しているので、そことの連携も課題に挙げました。

最後に、今回の導入について齋藤氏は「給与計算は間違っていないこと、そして期限に間に合うことが大事です。その点でも、今回の『Bulas』の導入は成功したと思っています。初回の処理では想定外のこともありましたが、BOS には使命感を持って一緒に対処していただきました。BOS では前例がないことにも親身になって前向きに検討いただき、いろんなご解決案をくださいました。これからもいろいろとお世話になると思いますので、どうぞよろしくお願いします」と感想を語ってくれました。

概要図